学園祭の思い出Tシャツ3枚

私の通っていた高校は、大規模な学園祭をすることでちょっと有名な学校でした。
1学年1〜6組を縦割りにして、それぞれ青嶺・紫苑など色名のついたチーム名がついていました。
その色をチームカラーとして、毎年、オリジナルTシャツとサテン地のハッピを作るというのが伝統だったのです。
それぞれに工夫をこらしたデザイン。サイズも、着方も、自由です。でも、みんなが同じTシャツを着ることで、確実に一体感が生まれました。

演劇、合唱、チーム制作、クラス展示、クラブ模擬店etc.……。4日間の学園祭のフィナーレは、各部門の表彰式と総合優勝チームの発表。そして、校庭で行うキャンプファイヤーと、打上花火でした。
暗闇の中、火を囲み花火を見つめながら、1年生から3年生までがこの熱い日々の名残りを惜しんで、Tシャツにメッセージを書き残すんです。

今でも、実家のタンスの中には、赤・紫・青の3年間の思い出がそれぞれ眠っています。
Tシャツのメッセージを見るたび、たった2か月だけど一緒に笑い、泣いた、先輩や後輩たちのことを思い出します。

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